初心者はまず何をするべき?TOEICの勉強法を解説

初心者はまず何をするべき?TOEICの勉強法を解説
Woman Icon
TOEICの勉強、結局何から始めればいいの?
Man Icon
まずは出題形式に慣れることが最初の一歩なんです

初めてTOEICに挑戦しようと思ったとき、「勉強法」で検索しても情報が多すぎて、どれから手をつければいいか分からない、という方は少なくありません。単語帳、文法書、リスニング教材と手を広げすぎて、結局続かなくなってしまうケースもよく見られます。

また、SNSや口コミサイトでは「〇〇だけで900点取れた」といった体験談も目にしますが、その方法が自分の現在の英語力に合っているとは限りません。この記事では、TOEICの勉強法について、初心者がまず何から始めればいいか、レベル別の取り組み方の違い、挫折しやすいポイントまでをわかりやすく解説していきます。

目次

TOEICの勉強法は何から始めればいいか

初心者向けTOEIC勉強法

TOEICの勉強法を考えるうえで、まず押さえておきたいのが「何から手をつけるか」という順番です。効果的な進め方は、次の4ステップに整理できます。

  1. TOEICの出題形式(Part1〜7)と時間配分を把握する
  2. 頻出単語・基礎文法など、土台となる知識を固める
  3. リスニング・リーディングそれぞれの基礎力を演習で鍛える
  4. 過去問・公式問題集で実戦形式に慣れる

TOEICの出題形式はリスニングが100問で約45分、リーディングが100問で75分となっています。特にリーディングは時間が限られており、1問を1分以内で解く必要があります。多くの初心者がつまずくのは、単語や文法の知識はあっても、TOEIC特有の出題形式に慣れていないために、本番で時間内に解ききれないというケースです。たとえば、Part7の読解問題は文章量が多く、単語の意味が分かっても、制限時間内に該当箇所を探し出す練習をしていないと、最後まで解答できずに終わってしまうことがあります。知識のインプットと並行して、早い段階から出題形式に触れておくことが、遠回りに見えて実は近道になります。

この4ステップは、順番に一つずつ完了させてから次に進む、というものではありません。出題形式を把握したら、知識のインプットと並行して簡単な問題演習も始めてしまってよく、むしろ早い段階から本番形式に触れておくことで、自分に足りない部分(単語なのか、文法なのか、それとも解答スピードなのか)が具体的に見えてきます。漠然と「英語力を伸ばす」ことを目指すのではなく、TOEICという試験に的を絞った学習を意識することが、限られた時間で成果を出すためのポイントです。

ステップ2の「土台となる知識を固める」段階では、闇雲に単語を覚えるのではなく、TOEICに頻出するビジネス関連の語彙・表現を優先することが効率的です。日常会話ではあまり使わない単語でも、オフィスやビジネスシーンに関する語彙は繰り返し出題される傾向があるため、頻出語彙から着手することで、限られた勉強時間を無駄にせずに済みます。

ステップ3・4では、インプットした知識を「使える形」に変えていく段階です。リスニングは聞き流すだけでなく、聞き取れなかった箇所を書き起こして確認する、リーディングは時間を計って解く、といったアウトプット重視の練習に切り替えていくことで、本番での対応力が身についていきます。

レベル別に見る勉強法の違い

TOEICの勉強法は、現在の英語力によって重点を置くべきポイントが異なります。また「リスニングとリーディング、どちらを優先すべきか」という質問もよく聞かれますが、これも段階によって答えが変わります。基礎力が不十分な段階では、まず語彙・文法というリーディングの土台を固めたほうが、結果的にリスニングの内容理解にもつながりやすくなります。一方、基礎力がある程度ついてきた段階では、配点比率が同じであるリスニングを重点的に鍛えることで、スコアが伸びやすくなるケースもあります。どちらか一方に偏りすぎず、自分の弱点を把握しながらバランスを調整していくことが大切です。

初級者がまず取り組むべきこと

英語学習を始めたばかり、あるいはTOEICに初めて挑戦する初級者は、まず出題形式に慣れることと、頻出単語・基礎的な文法理解を優先します。Part1(写真描写問題)やPart2(応答問題)など、比較的取り組みやすい問題形式から着手し、リスニングとリーディングの基礎力を土台として固めていく段階です。この段階でPart5・6のような文法・語彙問題にじっくり取り組み、基本的な文構造を正確に理解できるようにしておくと、後のPart7の長文読解にもつながっていきます。

中級・上級者との違い

すでに基礎力がある中級者は、Part別の解法スキルを習得しながら、実践的な演習を通じて対応力を高める段階に移ります。単に問題を解くだけでなく、「この設問パターンにはこの解き方」という型を身につけることがスコアアップの鍵になります。たとえばPart3・4の会話・説明文問題では、設問文を先に読んでから音声を聞くという解き方の型を身につけるだけで、正答率が大きく変わってくることがあります。

さらに上級者になると、ビジネス場面を想定したハイレベルな語彙・表現を使った長文読解や、会話の聞き取り力が求められるようになり、単語・文法の知識だけでは対応しきれない領域に入っていきます。Part6の文挿入問題や、Part7の複数文書を読み比べる設問など、単純な読解力だけでなく、文書全体の構成を素早く把握する力も必要になってきます。自分が今どの段階にいるのかを把握したうえで、その段階に合った勉強法を選ぶことが、遠回りをせずにスコアを伸ばすための重要なポイントです。

\ 何から手をつければいいか迷っているなら /
講座の詳細を見る

初心者が挫折しやすいポイント

TOEICの勉強を始めたものの、途中で続かなくなってしまう人には、いくつか共通したパターンがあります。特に独学で進めている場合、自分の勉強法が正しいのかどうかを客観的に確認する機会がないまま、モチベーションだけが下がっていってしまうことも珍しくありません。

  • 教材をあれこれ買いすぎて、どれも中途半端になってしまう
  • 単語暗記だけに時間を使いすぎて、リスニングや演習が後回しになる
  • 明確な目標スコアがないまま勉強を始め、モチベーションが続かない

たとえば、勉強を始めた当初は意欲的で、毎日単語帳を1時間眺める習慣はついたものの、リスニング演習をほとんど行わないまま本番を迎え、Part3・4の会話スピードについていけずに時間切れになってしまった、という声もよく聞かれます。反対に、演習ばかりを繰り返して間違えた問題の復習をおろそかにしてしまうと、同じパターンのミスを何度も繰り返してしまい、なかなかスコアが伸びないという事態にもつながります。知識を増やすことと、実際に問題を解く感覚を養うこと、そして間違えた箇所を振り返ることは、どれか一つだけでは不十分で、バランスよく並行して進める必要があります。

\ 何から手をつければいいか迷っているなら /

TOEIC Listening & Reading Test対策講座

動画数:33本総再生時間:1386分

初級・中級・上級のレベル別構成で、Part別の解法スキルを実践的な演習とともに学べる講座です。講師による丁寧な解説で、戦略的なスコアアップを目指せます。

動画の試聴はこちら

まとめ

この記事では、TOEICの勉強法について、初心者がまず何から始めればいいか、レベル別の取り組み方の違い、挫折しやすいポイントについて解説しました。出題形式を早い段階で把握し、知識のインプットと演習を並行して進めることが、遠回りをしないための基本です。レベルによって重点を置くべきポイントも異なるため、周りの体験談をそのまま真似るのではなく、自分の現在地に合った勉強法を選ぶことが大切です。「何から始めればいいか分からない」と感じていた方も、まずは自分が今どの段階にいるかを整理するところから始めてみましょう。

ただし、レベルに合った演習を独学だけで組み立てるのは簡単ではありません。市販の教材は数多くありますが、自分が今どのレベルにいて、どのPartを優先的に強化すべきかを客観的に判断するのは、初心者にとって特に難しい部分です。Part別にどのような解き方が有効かは、問題演習を重ねながら講師の解説を受けたほうが、効率よく身につけられます。

e-JINZAI lab.の「TOEIC Listening & Reading Test対策講座」では、初級・中級・上級のレベル別構成で、Part別攻略法に特化した演習を、講師の丁寧な解説とともに学べます。初級レベルの冒頭部分は無料で視聴できるため、実際の解説の雰囲気を確認したうえで、自分に合いそうか判断することもできます。まずは講座の進め方を確認してみませんか?