【短期集中】2週間でWeb解析士試験に合格した体験談

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今月のデータを見ると、、、検索広告に比べて、ディスプレイ広告のCVRが2%以上低いですね。このままだとCPAが高すぎます。ディスプレイ広告の予算を減らした上でPDCAを回して、より効果的にCVが取れる広告施策を検討しましょう。
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Webマーケティング施策について、的確な分析やアドバイスができるようになりたいと考えたことはありませんか?SNSや動画配信サービスの発達により、今やインターネット上のマーケティング施策はどんなビジネスにも必須な項目となりました。

ですが、プログラミングやライティングスキルと違い、たくさんのステップを経る必要のあるWebマーケティングはすぐに実績を作ることが難しく、自分のスキルを証明しにくいという難点があります。そこでおすすめなのが、Webマーケティングに関する資格を取ることです。

現在、Webマーケティング関連の資格には、Google社が実施しているGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)、一般社団法人IMA研究所が実施しているIMA(Internet Marketing Analyst)検定、日本Web協会が実施しているWebアナリスト検定などがあります。

この記事では、そんなWebマーケティング関連資格のひとつ、一般社団法人ウェブ解析士協会が実施する「ウェブ解析士認定試験」を、実際に筆者が受験した経験をもとに、ウェブ解析士認定試験の概要、資格を取るメリット、短期間で合格するための勉強方法を紹介します。Webマーケティングの知識を身に付けたい、仕事に活かしたいとお考えの方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

Web解析士試験とは

引用:2025年度ウェブ解析士認定試験 | 一般社団法人ウェブ解析士協会


昨今のマーケティングにおいて、インターネットを使わない選択肢はありません。アクセス解析をはじめとしたウェブ解析データを活用し、デジタルマーケティングを通して事業の成果を導く人材、それがウェブ解析士です。

ウェブ解析士は、ウェブ解析スキルを身につけ、データを読み取り、正しい判断ができるスキルを習得することを目標としています。

引用:ウェブ解析士とは | 一般社団法人ウェブ解析士協会

ウェブ解析士試験は、文字通りウェブの解析(分析)スキルを証明するための資格です。Webマーケティングに必要な知識を満遍なくカバーしており、出題範囲はGoogle AnalyticsやSearch Consoleなどのツールの活用方法を問うもの、4C分析やPEST分析など分析手法を問うもの、レポーティングの仕方など多岐に渡ります。

試験概要は以下の通りです。

  • 受験形式:試験用システムMoodleを利用したオンライン受験
  • 受験日程:随時
    ※受付日によって受験可能期間が変わる(例:5/30〜6/12に申込・入金が完了した場合は6/26〜7/10の任意の時間)
  • 問題形式:全50問・すべて4択方式
  • 受験時間:90分間
  • 受験費用:17,600円(税込)

オンライン方式のため自宅やオフィスのPCから受験ができること、期間内であれば自分の都合の良い時間に受験ができることが特徴です。

短期集中の勉強方法

今回筆者は、約2週間という短期集中型でウェブ解析士試験に合格することができました。ここでは、具体的にどのように勉強したかについて説明します。

eラーニングで試験対策講座を受講

ウェブ解析士試験は公式の試験対策講座を提供していますが、今回私はe-JINZAIのウェブ解析士対策講座を受講しました。
この講座は30分前後の動画8本、約4時間の動画で構成されており、実際の出題形式と同じ例題を解く→解答についての解説という流れで進んでいきます。解説では、ただ正解を教えるだけでなく、不正解の解答はなぜその解答が不正解なのかも教えてもらえるので、1問で4倍の知識を身につけることができました。

私はただ動画を見るだけなく、自分の知らない情報が出てきた際には動画を一時停止し、ノートにメモをとるようにしていました。そのため、実際には30分の動画を45分ほどかけて視聴していました。動画内で投影されているスライドはダウンロード可能なので、観るだけで覚えられる人はノートは必要ないかもしれません。ですが、口頭でのみ説明されている情報もあるため、手書きでもPCでも良いので気になった情報はメモを取ることをお勧めします。

また、動画内ではsimilar webやsemrushなど、様々な分析ツールが紹介されます。後述のGoogle Analyticsを除き、細かな操作方法についての問題は出ませんが、そのツールがどの場面で使われるのかを問う問題は登場します。サービスのホームページを確認するなど、それぞれのツールがどのような特徴を持っているのかを把握しておくようにしましょう。

横文字の用語を覚える

この試験の特徴は、MELSAモデル、ROAS、CVRなど、とにかく横文字の用語が多いことです。大学等でマーケティングを学んだ人には聞き覚えのある用語かもしれませんが、私は知らない用語も多かったため、最初はかなり戸惑いました。

そこで、試験対策としてeラーニング動画内で出てきた横文字系用語をすべてノートに書き出し、一覧にして覚えることにしました。この時のポイントは、関連のある用語をまとめて覚えることです。例えば、ROAS(Return On Ad Spend・広告費用に対しての売り上げ)であれば、関連する用語としてCPM(Cost Per Mille・広告1000回表示あたりのコスト)や、CPA(Cost Per Click・広告1クリックあたりのコスト)など、広告費用に関わる複数の用語が存在しているケースが多々あります。似た用語が複数並んでいる中から正しい用語を選択するという問題は実際に出てくるので、eラーニング内の例題を参照しながら覚えるようにしました。

Google Analyticsの基本操作を覚える

ウェブ解析士試験では、申込が完了するとテスト用のGoogle Analytics(GA4)アカウントの閲覧権限が付与され、実際にそのデータを参照した上で解答する問題が出題されます。問題自体は普段からGA4を使用している人であればそこまで難しいものではありませんが、制限時間がある中で普段とは違うアカウントを操作し、答えを見つけるという作業はやはり緊張するものです。

私はアカウントの権限付与から実際の受験まで時間があったにも関わらず、あまりテスト用アカウントに目を通していなかったので、当日はかなり焦りました。これから受験する方々には、事前にアカウントを操作し、どのようなページがあるのかやどのようなキャンペーンが設定されているのかを確認しておくことをおすすめします。

また、Google Analytics(GA4)をほぼ操作したことがないという人には、同じくe-JINZAIのGoogleアナリティクス認定資格講座がおすすめです。こちらはGoogle アナリティクス個人認定資格(GAIQ)に対応した講座ですが、ウェブ解析士試験がウェブマーケティングの知識全般を対象しているのに対し、Googleアナリティクス認定資格講座はGA4の操作に特化した内容となっています。ウェブ解析士試験には他にもレポートの種類やエンゲージメント・コンバージョンについて問われる問題があるので、GA4の操作に自信がない方や、再度復習したい方はこちらも受講しておくと良いと思います。

まとめ:ウェブ解析士を受験した感想

今回私はeラーニングを軸に試験勉強を行い、無事に短期間で試験に合格することができました。ウェブ解析士認定試験は出題範囲こそ幅広いですが、講座で取り扱っている内容をしっかりと覚えれば十分合格できる難易度かと思います。

ウェブ解析士の試験問題はかなり実践に即した内容が多く、「自分がこの立場だったらどうするのが最適だろうか?」という事を考えたり、逆に問題を解く中で「こういうケースにはこう対応したらいいのか!」と気づきを得ることが多くありました。そのため、Webマーケティングに携わった経験が少ない人でも、試験勉強を通してマーケターの業務内容を知ることができるというメリットがあります。

マーケティング業界に興味のある方、基礎的な知識をつけたい方にはおすすめの試験です。本記事で紹介した勉強方法を参考に、ぜひ一度、ウェブ解析士試験に挑戦してみてはいかがでしょうか?

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ウェブ解析士対策講座

現代社会において、Webマーケティングのスキルを持つ人材はどの業界でも欠かせないものとなっています。e-JINZAIのウェブ解析士対策講座では、Webマーケティングに必要な知識を網羅的に解説しています。いつでもどこでも自由に学べるeラーニングを活用して、合格を掴み取りましょう。

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